訪問診療費について
国が定めた医科診療報酬(点数)により算定いたします。
訪問診療費と別に、24時間365日対応や、必要に応じて他の病院、診療所、調剤薬局、訪問看護ステーション等と連携し、患者さんが安心して療養ができるよう、総合的に管理し体制を整えるための費用が1ヶ月に1度かかるため、少し割高になります。
1ヶ月の診療費のめやす
訪問計画のもと、24時間365日対応を行い、月2回訪問した場合
◎在宅
70歳以上
自己負担割合 | 費用/月 | 自己負担上限額/月 |
1割 | 約7,000円前後 | 18,000円(非課税世帯 8,000円) |
2割 | 約14,000円前後 | 18,000円 |
3割 | 約20,000円前後 | 年間所得により3段階あり |
70歳未満
自己負担割合 | 費用/月 | 自己負担上限額/月 |
3割 | 約20,000円前後 | 年間所得により5段階あり |
◎施設(有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等)
「1ヶ月に2回の訪問診療で特別な医療を行わない場合」
医療保険 + 介護保険と合わせて、1割負担の方で3000円前後の方が多いです。
単一建物診療患者の人数(1人の場合、2~9人の場合、10人以上の場合)により診療費が異なります。
介護保険(居宅療養管理指導費)の請求が医療保険とは別にかかります。こちらも、施設の人数や、介護度、負担割合で個人差がありますが、1割負担の方で500円台の方が大半です。
頻回訪問を要する方は、訪問回数や医療行為の内容、夜間・深夜の往診の加算等により
かなりの個人差がありますが、上記の金額より高くなります。標準負担額を超えた場合は、収入に応じた高額医療費の自己負担上限額になります。
※ 上記金額はあくまでも目安です。訪問回数や、採血、処置、点滴を行ったり、休日・夜間深夜往診又、胃瘻、在宅酸素、在宅中心静脈栄養、在宅自己注射、在宅人工呼吸器療法、癌性疼痛緩和などの特別な医療を受けていると別料金が発生します。